第三章(給餌活動から顔出しそして巣立ち)
2019/06/28
♀は、相変わらず鳴いて帰って来る♂は、全然鳴かなくなった。♀の巣穴入りは5分程度だが、♂は一杯捕食して長くヒナに餌を与えているように見えた。
2019/06/29
この頃からビデオ撮影やら、飛んでいくアオゲラ撮影にも挑戦してみた。
2019/07/02
この日から♀が近くの枝に止まり盛んに鳴いている。このサインは巣立ちを促しているようだと推測。皆ヒナの顔が見たいので更に注意を払う必要がある。三脚を立てないレンズを向けないのが鉄則。
2019/07/03
とうとう、この日初めてヒナが巣穴から顔を出して親が戻した餌を食べていた。やっと5/17から観察し続けていたヒナを撮影出来たのである。しかし、この場所は本当に危険であるので偶然に通りかかったCMや情報提供でお世話になっている良識者のみに公表し、注意書きも添えて協力依頼もした。前列は、三脚を立てずに座って撮影すれば後方CMは三脚を立てて撮影出来るのである。過去の現場を見ていて三脚を立てて前列から撮るCMには通知しない事に決めた。確認できるヒナは、この♂のみで他は、顔を出さない。親は、まず顔を出したヒナに餌を与え巣穴に入って残っているヒナに餌を与えているようだ。親♂は、本当に良く働くパパであった。
動画
2019/07/04
親♂が盛んに枝に止まって巣立ちを促している時期となった。さて、何羽いるのか。出て来ないので仕方なく巣穴に入って給餌していた。親♂が行くと「頭の真っ赤」な一番子が顔を出した。もう親鳥と変わらない大きさである。親♀が行くと更に二番子も顔出しした。
動画
2019/07/05
この日、とうとう二番子が偶然にも巣から落ちたが樹をよじ登って親から給餌されていたが、カラスに見つかれば落命していた事であろう。この子が一番子の頭の真っ赤なヒナである。親と変わらない大きさで驚きである。
二番子が餌をつついていたが、勢い余って飛び出てしまった♂親が避けたのでそのまま巣立ちとなった(苦笑)。 鳥撮り仲間からの画像提供。
2019/07/06
この日は、朝から頭の真っ赤な長男の顔出しが無く恐らく巣立ったのであろう。残るは、♀のみとなったが、盛んに親鳥は「巣立ち」を促すようになかなか「餌」を与えず遠くで鳴いたり近くでも同じような行動を繰り返していた。鳴き声は、段々CMをも威嚇しているようにも聞こえた。これは、以前オオルリママがCMを威嚇した時と同じである。
2019/07/07
早朝には、親鳥が大きな声で鳴いていたというので、恐らく七夕の早朝に♀三番子も巣立ちしたものと推測できる。今回、初めてアオゲラ巣作りから巣立ちまで撮影出来たのは鳥撮り仲間の協力があったからであり、また「情報漏らし」も警戒したが「一人」だけ情報漏らしもあった事は残念な行為である。ヒナが出れば情報発信する予定が狂う所であった。巣放棄が独り歩きしたお陰でアオゲラ記録観察が出来た。鳥撮り仲間の皆さんお疲れ様でした。
